スタッフブログ

業務フローとシステムの温度差について

2020年07月17日 スタッフブログ 営業 大橋 

私どもは業務管理に関するシステムを幅広く対応させていただいております。

見積や伝票発行、請求書発行などは一般的ですが、私どものオーダーソフトを
ご利用されているお客様は市販ソフトでは対応できない内容が多く含まれます。

その際には社内の業務フローのヒアリングが大切になります。

例えば「原価及び粗利(粗利率)を一覧にしたい。」というご要望があるとします。

「原価」「粗利」の考え方が法人様によって異なります。

したがって、原価はどこまで入力されますか?事前に原価は登録できますか?

誰が入力する予定ですか?など業務の流れを理解したうえでご提案できるよう

細かいヒアリングが必要となります。

実際に原価と言ってもこ工事業様であれば、「外注さんから請求書が来るまで
正確には分からない。」ということもあります。

卸売業様でも「得意先別に掛率を個別に設ける。」「注文を受ける際の数量によって単価が変わる」
などもあります。
これも結果としては「粗利」「粗利率」に影響があります。

管理者様は「全ての正確な原価が分かってから正確な利益率を知りたい。」ということも
「大筋の原価で構わないので、なるべく現状をリアルタイムで利益額、利益率を知りたい。」

というケースもあります。

また、管理者様は細かく知りたいが、「現場の方はそこまで入力している暇はない。」など。。

ソフトウェアの打合せは細かく長くなることもよくあります。

それでも決まらずに次回へ持ち越しに。。などということもございます。

私どもはシステム開発は根気よく丁寧にご提案しながらお話を進めていくようにしております。

結果として喜んでいただけるようなシステム開発を今後も心がけます。