2020年07月28日 スタッフブログ 佐藤 開発
こんにちわ。佐藤です。
今回は、お菓子の卸売業をしているお客様で
Yahooショッピングを利用しているお話です。
以前から、Yahooショッピングの注文をデータを
CSVに落として弊社システムに取り込むということをしています。
昨年の軽減税率対応で食品と食品以外が混在して注文が来た場合で
尚且つ、ポイントを利用した場合どうするかとなりました。
結局、ポイントは値引き扱いにすることになったのですが
消費税を算出する時には案分するということになりました。
以前、弊社の者が説明したかもしれませんが、軽減税率対象と非対象が
混在していて値引きがある場合は、その比率を算出して値引き自体に
その比率を適用して消費税を算出するというやり方です。
例)食品 10000円、食品以外5000円の場合、2対1なので
値引きが3000円発生した場合3000円を2対1に分けます。
軽減税率 8%対象が2000円 標準税率 10%対象が1000円なので
消費税はそれぞれ、160円と100円になります。
その合計が値引きに対する消費税260円となるわけです。
結果、売上15000円の消費税1300円(800円+500円)からポイント分引いた
売上12000円消費税1040円合計13040円になります。
ただポイントの場合、お客様にとっては値引きですが会社としては
Yahooからポイント分として入金があります。
その為、Yahooを顧客とした売上を立てなければなりません。
後から、ポイント分が入金されるからです。
そこで問題なのがYahooからのポイントの入金データには消費税額が記載されていません。
(当たり前といえば当たり前ですが...)
そこで、先程の案分が影響してきます。
先程の例から考えると、Yahooからは入金13040円とデータが来ます。消費税の記載はないです。
消費税の計算が案分されているので単純にYahooの入金に対して消費税を算出できません。
ここをどうするかを打ち合わせで決めていかなければなりません。
対象月のポイントを集計してそれをYahooの入金データと照合して売上と入金を作成するとか。
こちらからも、提案をしていきたいと思います。