スタッフブログ

それぞれのシステムの目的

2011年11月27日 スタッフブログ 漁崎 開発 

この何年間でシステムのご要望が以前よりやはり機能が多くなってきています。
それは弊社もいろんなお客様のご要望を伺ってご提案する内容も広がってきているかと思いますが、お客様の環境も大きく変わってきているように思います。

5,6年前は初めてシステムをご導入される、またはエクセルで独自で管理されているお客様も少なくありませんでした。

このごろはパッケージソフトやソフトハウスさんに独自で開発させたものをご利用になっている。
そしてシステムの見直しを行う際に、現状システムのご不満や使いづらいところを改善したい、
または現状システムは多機能で高額なパッケージシステムではあるが、お客様の業務には不要なものが多くシステムのコストを見直したいなど、お客様の環境が変わってきました。

そのようにシステムの機能を増やし改善したい、または複雑で運用しづらいものをシンプルにして使いやすい仕組みを作りたいとご要望や再構築の目的がお客様それぞれにあると思います。

先日、電気部品の製造をされているお客様で現行のシステムでは受注から作業指示を出したいのだけど受注数と同じ生産指示数を出すことはできるのですが、生産指示を数回に分けて分割指示ができないいだけど、トウサイさんはできるの?と言われました。

問題ないですよ。とお答えすると  「あーそう」って言われて

「今のシステムはそれはシステムの仕組みとして出来ないって言われたんだよね!」

ちょっとヒドイ話に感じましたが、できる理由と製造進捗を管理する方法をお話しました。

お客様は生産指示の進捗管理、受注に対しての工程進捗を把握することをシステム再構築の目的であり現在の一番の要件でした。

これからシステムをご検討される、またはお打ち合わせをされる場合は現状の課題や今出来ないことをご相談して頂きたく思います。