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自動発注は、いろいろ考えさせられる

2019年01月29日 スタッフブログ 佐藤 開発 

こんにちわ。佐藤です。

ある製造業のお客様から発注する時に
ロット発注をしたいとのご依頼がありました。

今までは、注文数から構成部材を参照して
その構成部材の在庫数を元に不足数分
自動で発注をしていました。

仕入先によってはロット単位数によって
単価が変わってくるので不足数に近い
ロット単位数で発注をすれば原価が
抑えられるということです。

ただ、ここで心配なのはよく使用する部材ならば
余った在庫はすぐに使用されるのでいいと思うのですが
あまり使用頻度が少ない部材ですと在庫が余って
しまうことになります。それでは原価を抑える
意味がなくなってしまいます。

これは難しい問題かと思われます。
この場合、部材使用リストなどを作成して
よく使用する、しないを判定するしかないかと思われます。
また、使用頻度などを自動発注画面にて表示して調整していただくなど
いろいろご提案はできるかと思います。

たまたま、このお客様は頭の中でよく使用する部材、
使用しない部材とわかるので運用で調整するという
ことになりました。

発注ひとつにしてもいろいろ考えさせらることだと思いました。