スタッフブログ

おくり手と作り手のホスピタリティー

2012年01月11日  担当:清水

数年前の、ちょうどこのくらいの時期でした。
未明の訃報をうけて急遽実家に帰ったときのことです。

手配した葬儀社からは、50代前半くらいの男性がやってきました。
その担当者さんは恭しくお悔やみの言葉を述べたあと、葬儀の段取りについて説明を始めました。
適度に礼節を保って淡々と話を進めていきます。

言われていることは理解できるのです。
でもうまく頭が回らない―。

そんな家族の状態を察して、すっと差し伸べられる彼のアドバイスはとても的確でした。

そうして終始さりげなく、そっと寄り添うようようなスタンスでいてくれました。
いま思い返してみても、この方に担当してもらって本当によかったなと思います。

***
さて、昨年末近くのことになりますが
開発の荒木とともに担当させて頂いてる葬儀社様でシステムの納品がありました。

納品の2週間前、そのユーザ様に訪問する機会がありました。
そこでは納品予定のシステムについていくつかの修正要望をいただきました。
お話しを伺うと、既存のシステムからある帳票を作るのにとても労力を割いていて、
もっと簡便にできないか?とのことでした。

そこにはほんの数時間居ただけですが、皆様との会話からは程よいユーモアと暖かみが伝わってきて、
自然と私が昔お世話になった担当者さんが思い出されました。

何とかご要望に沿うようにしたい―。

社に戻って早速開発担当の荒木に報告します。
拙い説明にも関わらず、何とか使い易いものに修正してあげたいという意図を酌みとってくれました。
プログラムはほぼ完成に近い状態でしたが、二人で業務の流れをイメージしながら具体的な改善策を練りあげていきます。

その後も荒木はお客様に細かい部分をヒアリングし、ご要望に沿う操作ができるように変更を加え、無事納期内に納品することができました。
(お陰様で、この変更部分はユーザ様の評判が良いようです)

葬儀社というのは、想像する以上に体力と神経を使う仕事なのだろうと思います。
そんなお客様から、使い易くなったと評価をいただけるのは何よりのインセンティブです。
ありがとうございました。

来月も同業のお客様へシステムが納品される予定です。こちらでも喜んでいただけるといいですね。

(清水)