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7年振りに日本人F1ドライバー誕生

2020年12月23日  担当:関戸

こんにちは。

本業のの話とは離れますが、先日、角田裕毅選手が2021年からF1フル参戦が決まったとのニュースがありました。モータースポーツ好きの私にはうれしいニュースでしたので、今回は「角田裕毅」選手について書かせて頂きます。

 

私見ではありますが、角田裕毅選手はこれまでの日本人F1ドライバーとは格が違います。何が違うのかは、具体的には下記の点になります。

 

F1王道ルートでの昇格

最近のF1は、直下のカテゴリーであるF2(旧GP2)でランキング上位者がF1に昇格するルートがほとんどとなっています。角田選手は、このルートでF1に昇格する初めての日本人となります。
しかも角田選手は今年がF2参戦1年目でした。過去にこのF2を1年で卒業した選手は数えるほどしかいません。

また、チャンピオンとは15ポイントの僅差。不運なリタイアも何度かありましたので、それがなければチャンピオンを獲得していたでしょう。

これまでの日本人F1ドライバーは、ホンダやトヨタなど自動車メーカーのバックアップでのケースがほとんどでした。過去の方々には失礼ではありますが、芸能人に例えると、過去の日本人F1ドライバーはバータータレント、角田裕毅選手はオーディションを勝ち抜いてハリウッドデビューする俳優というくらいの違いがあります。

 

年齢が若い

次に、何といっても若いという事です。

現在角田選手は20歳です。来年のF1ドライバーの中で最年少なうえ、史上初の2000年代生まれのF1ドライバーということになります。

ちなみに、過去の日本人F1ドライバーがF1に昇格した年齢は、中嶋悟が34歳、鈴木亜久里選手が28歳、佐藤琢磨選手でも25歳でしたので、圧倒的な若さでF1に昇格します。

 

レース歴が短い

若さと同様に、レース歴が短いという事も角田裕毅選手の特徴です。

4歳からカートを始めたそうなのでカート歴も含めると相当の経歴はありますが、フォーミュラカーに転向してからはまだ4年。海外のレースに参戦を始めたのは昨年からで、今年を含めても2シーズンしか経っていません。

天性の才能もあることながら、学習能力の高さ、同じ失敗を繰り返さない点なども、角田選手の凄いところの1つです。

 

ワンチャンスをものにする

アスリートにとって、ワンチャンスをものにするのも大事な要素だと思っています。

例えば、オリンピック選手もオリンピック本番で結果を出すのは大変なものですし、それができなければ本物ではありません。

角田選手には、シーズン前にランキング4位以内という宿題が出されました。F2ルーキーが初年度でランキング4位以内になった例は数える位しかありませんでした。しかし、宿題を見事にクリアしてみせました。

 

昇格するタイミング

来年F1に昇格するというタイミングも絶妙です。

下位のカテゴリーでどれだけいい成績を残しても、F1のシートに空きがなく浪人してしまったり、下位チームに入るしかなかったりというケースもよくあります。

その点、来年昇格するというタイミングも絶妙です。去年でも来年でももしかしたらチャンスがなかったかもしれません。

これ以外にも運が味方した要素が多数あります。

運も実力のうちと言いますが、この点でも角田選手は恵まれていると言えます。

 

角田選手が来年所属するチーム「アルファタウリ」は、レッドブルのジュニアチームですので、来シーズンの活躍次第では、本家レッドブルに昇格するチャンスが十分にあります。

そうなれば、日本人初のF1優勝、更にチャンピオン獲得も夢ではないかもしれません。

 

それにしても、日本のメディアでは全くニュースになってない所が悲しいです。。。