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本当の目指すべき営業力とは・・・その②

2025年10月22日 スタッフブログ 営業 角井 

前回に続き、、、
まあ、私に同業他社のお話をしてくれているという時点で、
弊社に信頼があるお客様なので、同業他社批判のような内容に傾向してしまうのですが、
極力ここを差し引いて考えたいと思います。

1)お客様が欲しいものに対する提案に比べ、自分が売りたいものの提案アピールが大きい

2)お客様がわかりやすい説明よりも、難しい専門用語を多用するなど、
  自分の知識力のをアピールが大きい

3)システムを販売するという側面から、提案にはお客様の業務内容や、
  技術的な知識がある程度必要にも関わらず、即答ができないケースが多い
  (自社に持ち帰ってからご回答など)。

このようなお話を聞くたび、自身も最大限に気を付けないとと思う事も多くなりました。
1)について・・・気持ちはわかります。但しこれをやると、オーバースペックな
  提案になったり、さらには、お話自体が嚙み合わなくなってしまうケースも
  多い気がします。
  当然、お客様のご要望を理解した上で、さらにこんなこともすれば、こんなに
  効率化されますよという営業はしますが、お客様が望むものの理解を間違えると、
  商談にすらなりません。

2)について・・・ぱっと見、論外かと思われますが、意外と多いようです。
  お客様曰く、「この人は知識はあるのはわかるけど、任せるという意味では違う気がする」
  らしいです。

3)について・・・幸いにして、私は開発経験も長いことから、あまり自覚はないのですが、
  お客様の声を深堀りすると、私が思うに、開発経験というより、お客様の業務内容の
  把握の方が重要な気がします。「営業なんだから開発の知識が無いのはまだわかるけど、
  こっちの仕事の内容くらいは理解してもらわないとねぇ」という声が多いです。
  逆に業界知識を理解していることをわかっていただけた時のインパクトはかなり
  違うなぁとも思います。

  このような振り返りは大事なことかと思い、継続して考えていきたいと思います。