スタッフブログ

いろいろな技術

2012年02月03日  担当:角井

先日の佐藤氏のブログに共感し、ちょっとですが、
似たような話を思い出したので、書いてみます。

私が前に勤めていた会社は、伸び盛りの独立系ソフトハウスでした。
今では東証一部に上場しています。

私の所属部署には、課長が1人、プロジェクトマネージャ(PM)が2人、
他8人、計11人の課でした。

その中に2人、とてつもなく、すごい人がいました。

Aさん・・・PCのハード、ネットワークに関しては、知識豊富で、
1つの質問をすると、聞いてもいない100の答えが返ってくる。
Windows2000 と、NTの違いを3時間以上語れる人。
自作PCを作るたびに、名前を付けているらしい。
いわゆるハードオタク。

Bさん・・・VisualBasicなど、開発言語については、辞書のような人。
彼が趣味で作った作品を見ると、もはやコンピュータに出来ないことは
無いのではないかというほど、すごい出来栄えのものを作る。
エラーナンバーとその内容は、ほぼ暗記している。
ゲームセンターで流行ったゲームをVisualBasicで自作してしまうほど。。。
いわゆる言語オタク

当時、私29歳、彼らは2つくらい年下でした。

そんな2人は、他プロジェクトで困っている人たちをも助けてくれる
課でも非常に頼れる存在で、SIベンダーさんからも、一目置かれておりました。

彼らの凄さが徐々にわかり始めたある日、
課長と、PMの一人と3人で飲みに行った時の会話。

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課長「どう、だいぶ慣れた?」

私「そうですね、徐々にですが、おかげさまで。。。
それにしても、あの二人は、すごいですね、ホントに・・・」

課長「あーゆー風になりたい?」

私「簡単にはなれませんよね~」

課長「角井くんには、なってもらうと困るんだよね。なんでだかわかる?」

私「???」

課長「彼らは、物知りだけど、先々、プロジェクトを仕切るとき、最大3人までの
プロジェクトしか仕切れないんだよ」

私「コミュニケーション能力の問題ですか?」

課長「そう、彼らにはコミュニケーション能力と、管理能力が無い。
マジメで勉強熱心なんだけど、自分の先々を考えてウチで生き残っていくのなら、
そろそろ、気付いて欲しいんだよね。でも丸2年変わらない。
あのタイプは、自分がある程度凄いことも知ってるから、人に任せられなくて、
全部自分でやろうとしちゃうんだよね」

PM「物を作るだけが、技術じゃないんだよ」

私「!?」

PM「それも大事だけど、要望をどうやってムダ無く実現できるか、
プロジェクトが大きくなってくると、そういう意味での顧客、外注、部下との
コミュニケーション力や、的確な指示や事後確認がきちんとできるという、
人に任せられる技術、スケジュール管理力が大事になってくるんだよ」

課長「角井くんさ、ジジイになってからも、最新技術に常についていけると思う?」

私「難しいですかねぇ。。。」

課長「それを使って大体何ができるかは、ある程度把握しなくちゃいけないけど、
その後は、その技術を持っている人をどう使うかなんだよ」

PM「もし彼らに的確な指示を出せば、すごい良いものを作るけど、
指示があいまいだったり、管理がいいかげんだと、彼らの趣味で、余計なものまで、
余計な時間をかけて作っちゃうんだよ」

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うーん、、、この頃は驚きました。
おっしゃるとおりだな、、、と。。。
その会社に転職前は、ユーザ系の運用部署だったのでそこまで
考えたことが無かったのですが、、、

今でこそ、何人ものプロジェクトで動くことは、あまりありませんが、
先々のことを考えると、常に、この会話がフラッシュバックしてきます。

常に、意識するように気をつけたいものです。

ではでは。。。