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可愛い子には旅をさせよ

2011年10月17日  担当:清水

私の音楽関係の友人に、Mちゃんという小柄で可愛らしい女の子(20代・既婚!)がいます。
いつも天真爛漫で子供っぽい彼女は、仲間うちではマスコット的な存在です。

この夏彼女は、世界遺産にもなっているスペイン・キリスト教巡礼の路(日本の四国お遍路さんのようなものでしょうか)
を目指して夫婦で旅立ち、全行程800キロにもおよぶ距離を徒歩で歩ききりました。
そして無事の帰国を祝って皆でお帰り会を開くことになったのです。

道中いろいろなことがありすぎて、何から話していいか戸惑うMちゃん。
皆が質問を向けると、ポツリポツリ、旅の途上での出来事を話し始めました。

世界中のいろんな国から来た様々な人びとに出会ったこと、
目に焼きつけた美しい光景、
途中で挫折しそうなってダンナに支えられたこと、
旅先で受けた親切の数々、
etc…

「本当に毎日が特別でかけがえのない日だった!」
と、竹内まりあの歌みたいなことをキラキラした眼で語ります。
(うぅ、まぶしい!)

そして最後に、しみじみと一言。
「日本に帰ってみて気が付いたけれど、いままで何気なく過ごしてきた毎日も本当は特別な日だったんだなぁ、って思った。」
(おぉ〜!! 一同、感嘆の溜息)

日本が大震災で大変な時期、海外を旅することに少し躊躇していた彼女。
それは同時に、今しかできないことをやっておきたいという強い想いにも繋がったようです。
(ある日突然人生が終わってしまう可能性があることを、多くの人がリアルに感じた出来事でした)

本当に大切なものは自分の身近にある―。
文字にすると陳腐だけれど、
長い旅を終えて、自分の体験の中から見つけた答えは本物の輝きがあります。
なんだか自分の娘が大きく成長して帰ってきたようで、誇らしげなお父さんの眼差しでMちゃんを見てしまうのでした。

(清水)