スタッフブログ

打合せにおけるコミュニケーション力とは

2011年09月15日 スタッフブログ 角井 開発 

こんにちは、角井(澄)です。

今日は、ちょっとマジメな話です。

お客様との打合せにて、私が大事だと思うことを書いてみます。

1)現状の業務を理解すること(ヒアリング力)
2)新たな業務運用を提案すること、及びその説明力
3)導入後の姿を想像すること(本当に運用できるのか、現実性)

もちろん、上の他にもたくさんありますが、特に気をつけているのが
この3つです。文章が長くなるので、本日は1回目として、1)について
書いてみます。

中小企業様とのお打合せは、大会社みたいにシステム担当者なる人が
いらっしゃるわけではなく、PC初心者の方や、初めてシステム化される
お客様など、システムについて、右も左もわからないお客様との打合せも
頻繁にあります。

それを踏まえて

○○○現状の業務を理解すること(ヒアリング力)○○○
言葉的には簡単に聞こえ、当たり前かもしれません。
 しかし、中小企業様のオーダーメイドシステムだからこその
 コツ?注意点?がここには隠されています。

①言葉の行き違い、洞察力

  お客様が使う言葉の中にも、一般的には別の使い方が多いけど、
  お客様独自の使い方があったり、行き違いが発生するケースが
  多くなりやすいのです。

  話の前後のつながりを、よーく勘案して、「自分の知ってる意味でこの話を
  つなげるとちょっとおかしいな」と思ったときは、別の表現で確認すると、
  意味がきちんと理解できたりします。

  また、逆に、私たちも説明する上で、普段当たり前に使っている用語などを、
  理解していただけなかったりします。

  私の場合、とにかく、よくお客様の表情を見ます。
  やはり、理解されていない時や、納得されていない時など、
  ちょっとした表情や、言葉使いにもその様子は現れます。
  
   「多分大丈夫」や 「そうです、わかりました」と言いながらも、
  小首をかしげるような様子など・・・
  そんな洞察力も、これ大事です。

②固定観念の排除

   これまで自分が理解しているであろう各業種の業務内容を、
  簡単に当てはめようとしない。卸売業、製造業、工事業の中であっても、
  各社オリジナル運用がたくさんあります。
  ひとえに、決まったパターンを前提にお聞きした内容を当てはめようとすると、
  ワナにはまります。

③必ず実物確認

  現在、お客様が業務で使用している資料関連や、今使用しているシステムを
  見せていただき、実運用を思い浮かべる。お聞きした話と、資料関連をつなげていきます。
  そして、そこに無駄な作業が無いかも考えながら・・・

④全ての関係部署の方々を交えて話をする

  例えば、打合せに、社長様のみ出席され「全部、私に聞いてください」的な打合せ。。。
  これは危険です。
  必ず、細かいところで、現場との考え方のズレや、思い違いがあります。
  よくある事ですが、意外とお互いの部署の、やっている事を知らなかったりします。
  その打合せを機に、「もっとこうしたら部署間でうまく効率が上がるんじゃないか」とか
  「そちらの部署は、そういうやり方をしてたんだ!?ではうちの部署も、こうしていこう!」など、
  改めて双方の理解を深めるべく、意義の有る部署間でのコミュニケーションの場に
  なったりもします。
  
  よって、せめて関連する部署の方、1名は出席していただき、全体を通して、
  正確に把握することが大事です。

おっと、勢いよく偉そうな事を書いていたら、こんなに長くなってしまった。。。

こんな文章を上司に見られたら・・・
「おまえホントに全部きちんと出来てんのか?」とか言われそうですが、
やっているから書けるということで理解していただきましょう。。。

自分に対して忘れないようにという意味も込めて
書いてみました。

第2回は、
2)新たな業務運用を提案すること、及びその説明力

について・・・時期未定でお願いします。。。

たまには、マジメな話もしてみました。
では失礼。。。